Common Meal (コモン・ミール)~みんなで囲む夕ごはん~①説明編

こんにちは。ゆきです。

 

今回は、Cohousing(コウハウジング)のひとつの特徴であるCommon Meal (コモン・ミール)について紹介・説明します。

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Common House (コモン・ハウス)のキッチンにて

 

Common Meal (コモン・ミール)とは、簡単に言うと、「住民たちが持ち回りで夕ごはんを準備・提供し、そして、一緒に食卓を囲む」というものです。

 (✳ Meal は、食事という意味です)

 

 

それぞれのCohousing (コウハウジング)にあったスタイルで、Common Meal (コモン・ミール)は行われています。

 

Common Meal (コモン・ミール)では、主に3つの役割があります。

 

まず、食事担当です。食事担当は住民それぞれが、月1~2度持ち回りで行います。

 

1度の食事は約2~3名の大人が食材の買い出し、Common House(コモン・ハウス)のキッチンにて調理、そして食事の提供までを行います。

※食事を希望する人数に関しては、食事希望用紙などを作成し、その用紙を用いて、人数をあらかじめ確認しておきます。

 

Common Meal (コモン・ミール)のメニューは主に、主食・副菜・サラダ・デザート(たまに)など比較的簡単に作れるものを作る、というスタンスで行われます。

 

食事担当は「買い出しから、食事を提供するまで」がやることです。

 

そのあとは、片付け担当の出番。

 

片付け担当も食事担当と同様に、持ち回り制度を採用し、1度の食事に2~3名が担当となります。

 

片付け担当は、「食後の食器洗いやダイニングフロアの掃除」を行います。

 

最後は、食べる担当です。

 

食べる担当は、まず、食事の希望用紙を記入し提出する。

 

そして、Common Meal (コモン・ミール)当日に、食事が提供される時間を見計らって、Common House (コモン・ハウス)へ行き、食事を受け取って、住民とおしゃべりしながら食事をする。

 

食べ終わったら、使用済みの食器を指定の場所に置き、自分たちの家に帰る。

 

これだけです。食べる担当はまさに「おしゃべりを楽しみながら、食べる」という役割を担っています。

 

冒頭にも述べたように、Common Meal (コモン・ミール)のやり方は、各Cohousing (コウハウジング)で異なります。

 

また、あるCohousing (コウハウジング)では、このCommon Meal (コモン・ミール)を実施していないところもあるそうです。

 

今回は、Cohousing (コウハウジング)のひとつの特徴である「Common Meal (コモン・ミール)とは何か」という部分を紹介しました。

 

いかがだったでしょうか。

 

面白そうと思った人も、反対に、大変そうと思った人もいるかもしれません。

 

人それぞれ価値観が違うので、私自身、両方の意見があることは普通のことだと思っています。

 

それでも、そのなかで興味を持ってくれた方が少しでもいたら、とても嬉しいです。

 

次回は、実際に私が体験したCommon Meal (コモン・ミール)をシェアしていきたいと思います。

 

 

つづく